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ブログ【リベロスクエアハウス】屋根を支えるカラマツ
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こんにちは。
リベロスクエアハウスの石井です。
2021年の夏休み、遊びの予定も立てられず
「テレビでオリンピックを見るしか楽しみがなかった。」
という方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
先日、そのメインスタジアムである国立競技場を初めて訪れました。
国立競技場では日によってスタジアムツアーが開催されており、
選手のロッカールームを見学したり、陸上のトラックに立ったりと、
観客として行くのでは見られない景色をたくさん見ることができます。
どれも貴重な経験でしたが、
圧巻だったのはやはり、観客席を覆う大きな屋根です。
国立競技場の建築の中で「最難関工事」と言われた大屋根ですが、
実際に訪れると、根元部分を起点に60メートルも張り出している大屋根が、柱を立てることなく存在していることに驚きます。
この屋根は、鉄骨と木材を組み合わせたハイブリット構造となっており、木材は単なる意匠としてではなく、地震や風のエネルギーを吸収し、変形を防ぐための構造材として使われているそうです。
屋根を支えるこの重要な木材、カラマツが、北海道の紋別で切り出されたことも初めて知りました。
紋別には特別な縁があるので、屋根を見上げて
誇らしいような嬉しい気持ちになりました。