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ブログ【リベロスクエアハウス】寒い日には家で読書を
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こんにちは。
リベロスクエアハウスの石井です。
寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
「不要不急の外出は控えて」というニュースが流れる日、私は、読みたかった本を一気に読めるご褒美Dayにしています。
その中で、ぜひ映画化してもらいたい!と思う一冊をご紹介します。
今村翔吾さんの「塞王の楯」です。
戦国時代のお話ですが、主人公は武士ではなく、城の石垣作りで有名な職人軍団、穴太衆(あのうしゅう)の若きリーダーです。
主人公は「絶対に破られない石垣」を作ることで、戦のない世の中になることを願っており、
「どんな守りも打ち破る鉄砲」を作ることを目指す国友衆(くにともしゅう)と競い合っています。
最高のものづくりを目指す職人集団の様子がとても魅力的に描かれています。
私のお気に入りはその中でも、荷方(切り出した石を石垣造りの現場に運ぶ役)の玲次です。
花形部署である積方(石垣を積む役)の主人公も、材料となる石がなければ何もできません。
次々に崩される石垣を組みなおす主人公のために、砲撃の中、命がけで大量の石を運びこむ荷方が、とにかく格好良いのです。
読書に限らず、趣味に没頭する時間があると、おうち時間も充実しますね。